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News
テイスティングコメント(ボトリング時):
濃厚な赤ガーネット色の美しい色調。
複雑な香り。2014年らしい果実香。上質なフローラル系の香りも感じられます。トースト香がほのかに香りますが、樽香はすでにうまく溶け込んでいます。味わいに関しては、素晴らしく芳醇で、常にエレガンスを失うことなく、かつ力強い。ブラックベリーとカシスが味わいでも存在感を示しており、そこにラフィットのワインに頻繁に現れる、スミレ花やスギのノートが加わります。
みずみずしく調和のとれた味わい。長い余韻。リッチ感と上品なフィネスとのバランスが見事。
美味しく楽しめる熟成のピークに達するまで10年程度を要とするワインです。
Wine Description
The Story
ラフィットには魂が宿っています。優美で寛大で、柔和な魂です。ラフィットは大地を夢へと変化させます。ラフィットはハーモニー、自然と人とのハーモニー。つまり、優秀なヴィニュロン無くしては、何も生まれてきません」
エリック・ド・ロートシルト男爵
1815年、ギヨーム・ロートンは、早々と、シャトー・ラフィット・ロートシルトに次のような賛辞を残しています。「3軒(のプルミエ・クリュ)の中でも、極上のエレガンスと繊細さ、そして精気を備えたワインである。メドックでも最も優美な場所に位置するブドウ畑に数えられる。」1855年、万国博覧会を機会に制定された、かの有名な格付け。シャトー・ラフィット・ロートシルトは、格付け第一級の認定を得ています。
ブドウ品種 :
カベルネ・ソーヴィニヨン 80〜95%、メルロ 5〜20%、カベルネ・フランおよびプティ・ヴェルド 0〜5%
註:例外的ヴィンテージもあります。例)1994年は99%カベルネ・ソーヴィニヨン、1%プティ・ヴェルド。196...
Wine Information
2012年および2013年時点でも平年並みあるいはそれ以上に上昇していた地下水位ですが、11月から2月にかけて多めの降水量を記録したことで、今年も水位は十分に補給されていました。気温は平年を上回る数値で、人間と同じくブドウにとっても冬の気持ちの良い冷え込みが恋しいくらいでした。風のない、寒く乾燥した晴れの日が2週間ほど続くのは良いものです。とはいえ、自然はあやつれません!
気温が高かったこともあり、萌芽は早めに迎え、花の時期は6月第1週にかけて均質に進みました。
天候状況は我々ブドウ生産家にとって常に一番の気がかりです。衛生面も完璧な完熟ブドウの収穫をめざして、今年もチームで協力し合い、的確に作業を進めました。着色は7月末と8月15日以降の2期に分かれて広がりました。結果、同じブドウ樹でも房によって熟度の進み方に差が生じています。
収穫時期には作業の選択を間違わないよう、「大道芸」さながらのテクニックを要しました。収穫スタッフ、選果スタッフには、ポイヤックのグランヴァ...